どうしてもWebサイトをダウンさせられないクリティカルなサイト運営や、
サーバ内運用高負荷、アクセス過多による高負荷に対し、
サーバの複数台並列構成+専用機材による冗長化・負荷分散対策を行います。
ブロードバンドの普及により、ウェブ上を行き交うデータはますます大容量化し、ウェブサーバにかかる負担も大きくなっています。また、単体のウェブサーバによるサイト運営は、不測のトラブルによるサービス停止の可能性という問題を常に抱えています。
このような状況を防ぐ為には、複数のウェブサーバによる同時運用が効果的です。ロードバランサーを導入することでトラフィック量の負荷をそれぞれのウェブサーバに分散させることが可能になり、またハードトラブルなどでウェブサーバがダウンした場合やメンテナンスでどうしてもウェブサーバを停止しなければならない場合でも、同時運用を行っている別のサーバにアクセスすることが出来ますので、接続障害によるサービス停止を回避することが可能となります。
単体のウェブサーバで運用されたサイトの場合、アクセスが集中すると一台のウェブサーバに負荷の全てがかかり、サイトにつながりにくくなるなどの問題が起こりやすくなります。
ロードバランサーを導入して負荷分散を行えば、複数台のウェブサーバに負荷を振り分け、それぞれのウェブサーバの負担を軽減させることができます。
アクセスピーク時のレスポンス低下やサーバダウンを防ぎ、キャンペーンサイトのような短期間に多くのアクセスが予想されるサイトに最適です。
不測のトラブルが起こった際、ダウンしたサーバへの接続を切断し、生きている他サーバへのみアクセスすることで、サイトへの不通状態を最小限(障害発生後約20秒〜1分)にとどめることができます。
また、絶対に止めることができないサイトのサーバメンテナンスもロードバランサーによる冗長化で可能となります。